ぴーちゃん　その10

やっとおうちに帰ってきたおーちゃんは　今日もゴミ箱あさりに余念がありません。

ポテチの空き袋は、おねえちゃんが最後に上を向いて
ガーっと粉になったのまで食べたので本当の空っぽです。
それをわざとおーちゃんに見せるように捨てるんです。
おーちゃんはオカメ頭なので、ゴミ箱に直行です。

	「やっぱり、うちが一番！」
	こうやって 　出たり、入ったり、出たり、入ったり・・・
	「落ち着いて忙しくできるよ。 　　オイラいい仕事してるでしょう？ 　　　ぴーちゃんには出来ないワザだぜ！」
	その頃ぴーちゃんも・・ 　 　出たり、入ったり、出たり、入ったり・・・ 　「とーちゃん、ぼくも仕事を覚えたよ。 　　　　　もう一人前だい！」

「ぼく」のぴーちゃんはこれでおしまいです。
これからは「アタクチ」のぴーちゃんをよろしくね♪

→ぴーちゃん　番外編
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